エンジン試験受託 ENGINE TESTS
経験豊かなエンジニアが卓越した技術を駆使し
確かな結果をお届けします
エンジンやパーツの耐久・機能・信頼性試験を自社設備を利用し試験実施し、
エンジンオーバーホールまで対応します。
試験に必要なツールを社内で設計・製作する為、数多くのサプライヤー様から依頼を受けております。
試験例
連続高速回転耐久
高回転×高負荷条件でエンジンの連続運転を実施し、エンジン本体や各種部品への影響調査します。それにより、エンジン実使用域より厳しい条件での耐久信頼性を評価します。
各種パターン耐久
さまざまな走行パターンをベンチ上で模擬させて運転し、エンジン及び各種部品の評価を実施します。
ガスエンジン評価
燃料は、ガソリン、軽油のみでなく、都市ガス、CNG、LPG燃料を使用したエンジン評価も実施可能です。それらの燃料で各種耐久試験やその他の試験も実施可能です。
DPF性能評価
ディーゼルエンジンの排気ガス浄化用として排気系に採用されているDPFの各種評価を実施します。
長時間耐久
数百時間から数ヶ月に渡る耐久試験を実施し、エンジン本体の各種部品の耐久、信頼性評価も実施可能です。
急冷急熱耐久
エンジン冷却水を急激に冷却したり、上昇させたりすることにより、エンジン各部への影響を評価します。エンジン各部の温度が急変する事による、問題点の有無、摘出を行います。
オイル消費
エンジン試験において運転中のエンジンオイル消費量を測定する試験です。オイル抜き取り(または補充)による計測、若しくはオイル消費計を使用して計測します。
触媒劣化耐久
エンジンの排気ガス浄化システムの一つとして採用されている触媒に長時間熱ストレスをかけ劣化触媒を製作します。
設備紹介
ベンチ室内
W5000mmxD6000mmxH5350mm
室温25℃キープ
供給燃料:ガソリン/軽油/13A(一部ベンチ)
エンジン排気ガス分析計
HORIBA:MEXA1600/MEXA1500/MEXA9100
AVL:AMA i60
エンジン台上試験キット
ガソリン:トヨタ1UR
ディーゼル:トヨタ1KD
燃料噴射量、点火タイミング等自由に設定変更可能
CNG設備
天然ガスを圧縮し圧縮天然ガスを製作する設備。
(CNG⇒Compressed Natural Gas)
エンジンベンチ仕様
刈谷テクニカルセンター 第1実験棟
ベンチ名 | Y01 | Y02 | Y03 | Y04 |
---|---|---|---|---|
ダイナモメータ(明電舎製) 吸収容量 定格トルク トルク検出 最高回転数 |
FCDY 260kW 716Nm ロードセル 10,000rpm |
ECDY 220kW 840.3Nm ロードセル 8,000rpm |
ECDY 220kW 840.3Nm ロードセル 8,000rpm |
FCDY 260kW 716Nm ロードセル 10,000rpm |
ベンチ寸法(壁芯) | 幅5,000mm×奥行6,000mm | |||
自動運転計測装置 | 明電舎製 VMPR | 明電舎製 Advanced Multistep Programmer model CMP-92 | 明電舎製 VMPR | |
データーロガー | キーエンス NR-600 | |||
空調能力 | 雰囲気温度25℃±5℃ | |||
燃料 | 第1実験棟 第2実験棟共有設備 SUS6kLタンク×2基 スチール5kLタンク×2基 ハイオク、レギュラー、軽油(受託状況により変更有)、都市ガス13A |
|||
その他 | 自動消火装置 |
刈谷テクニカルセンター 第2実験棟
ベンチ名 | E05 | E06 | E07 | E08 | E09 | E10 | E11 室内タンク有 (200L) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ダイナモメータ (明電舎製) 吸収容量 定格トルク トルク検出 最高回転数 |
FCDY 260kW 716Nm ロードセル 10,000rpm |
ECDY 370kw 1766Nm ロードセル 6,000rpm |
ECDY 220kw 840.3Nm ロードセル 8,000rpm + アシストモーター 最大22kW @3,970rpm |
ECDY 220kw 840.3Nm ロードセル 8,000rpm + アシストモーター 最大22kW @3,970rpm |
ECDY 150kw 454.7Nm ロードセル 10,000rpm |
無し | 無し |
ベンチ寸法(壁芯) | 幅5,000mm×奥行6,000mm | 幅3,250mm×奥行5,250mm | |||||
自動運転 計測装置 |
明電舎製 VMPR |
明電舎製 VM-U | 無し | ||||
データーロガー | キーエンス NR-600 | 無し | |||||
空調能力 | 雰囲気温度25℃±5℃ | EHPによる冷却のみ | |||||
燃料 | 第1実験棟 第2実験棟 共用 SUS6kLタンク×2基 スチール5kLタンク×2基 ハイオク、レギュラー、軽油(受託状況により変更有)、都市ガス13A、CNG |
ハイオク、レギュラー、軽油、都市ガス | |||||
その他 | 自動消火装置、セキュリティカードキー |
刈谷テクニカルセンター 第1実験棟・第2実験棟共通設備(可動式設備)
燃料計 | 小野測器 FP-2240 容積式流量検出器×5台 | |||
空気比計 | ETAS ES630×3台 ES631×1台 | |||
エンジン排ガス測定装置 | MEXA1300×1台 MEXA1170×1台 MEXA1600DEGR×2台 MEXA7100D×1台 MEXA1700DEGR×1台 |
|||
潤滑油自動経費計測装置 | 富士計測システム FI-6622-002 |
西湘テクニカルセンター実験棟
ベンチ名 | S01 | S02 | S03 | S04 | S05 |
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ダイナモメータ 吸収容量 吸収トルク 最高回転数 |
AVL ETB(Dyno) 350kw 900Nm 10,000rpm |
AVL ETB(Dyno) 250kw 600Nm 10,000rpm |
AVL ETB(Dyno) 250kw 600Nm 10,000rpm |
AVL ETB(Dyno) 250kw 600Nm 10,000rpm |
明電舎 ECDY 370kw 1766Nm 6,000rpm |
ベンチ寸法(壁芯) | 幅6,900mm ×奥行8,000mm |
幅5,000mm×奥行8,000mm | |||
エンジン排気ガス 分析装置 |
AVL AMA i60 SⅡ |
AVL AMA i60 SⅡ |
堀場製作所 MEXA9500 Direct 2Line |
堀場:MEXA1700+セレクタ(4Line) | |
2Line | 2Line | ||||
自動運転 計測装置 データーロガー |
AVL PUMA OPEN2 |
AVL PUMA OPEN2 ENDURANCE + キーエンス NR-500 |
明電舎製 VM-U + キーエンス NR-600 |
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空調能力(吸気温) | 温度25℃±3 湿度60%RH±5 |
温度25℃±5℃ 湿度60%RH±10% |
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空調能力(室温) | 負荷運転時 室温25℃をキープ |
外気循環換気 | |||
燃料 | 共用タンク(スチール製 6kL×1基) ハイオク、レギュラー、軽油、特殊燃料 内いずれか1種類 |
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その他 | 自動消火装置、セキュリティーカードキー(実験棟出入口/各ベンチ室出入口) チラー:180kW×2 クーリングタワー:220kW |
西湘テクニカルセンター 適合ベンチ(S01ベンチ)
燃焼解析装置 | AVL X-ion (6気筒エンジン用計測モジュール) | |||
燃費計 | AVL FuelEXACT ギヤ式高精度燃料流量計測システム ※Measuring range 150L/hr |
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特殊燃料タンク | SUS製 400Lタンク | |||
エンジン排ガス測定装置 | AVL AMA i60 SⅡ R1+EGR | |||
シミュレーション機能 | AVL PUMA OPEN2+RORDLORD400 | |||
精密空調 (吸気温湿度調整) |
温度25℃±3℃ 湿度60%±5% 吐出量20m3m³/min | |||
温調設備 | 油水温40℃@エンジン出力100kW 油水温20℃@低出力 (冷媒:4℃チラー水使用時・冷却能力180kW×2基_with 空調設備) |
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粒子数計 | MEXA-2100SPCS | |||
データ処理 | AVL CONCERTO5 | |||
適合ツール | ETAS ES59_ / ETK-_ ( INCA v7 ) |
神戸テクニカルセンター実験棟
ベンチ名 | K01 | K02 (モーターベンチ) |
K03 | K04 |
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ダイナモメータ 最大吸収出力 最大吸収トルク トルク検出 最高回転数 |
MEIDEN FCDY 250kW 500Nm トルクメータ 10,000rpm |
シンフォニアテクノロジー 高速1軸モーターベンチ 251kW(駆動/吸収) 400kW(駆動/吸収) トルクメータ 20,000rpm |
AVL VVETB 330kW 620Nm トルクメータ 8,000rpm |
AVL ETB (Dyno) 220kW 525Nm トルクメータ 12,000rpm |
ベンチ寸法(壁芯) | 幅7,800mm×奥行9,300mm×高さ5,600mm 搬入幅3,300mm×高さ2,500mm |
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オートメーション システム |
FEV MORPHEE |
自動パターン運転装置 DY :回転制御トルク制御 BTS:低電圧制御定抵抗制御 |
AVL PUMA OPEN 1.5.1 |
AVL PUMA OPEN 1.5.3 |
燃費計 | 小野測器 FP-213 小野測器 FM-1500 容積式燃料消費システム |
直流電源装置(BTS) シンフォニアテクノロジー製 250kW DC50~750V±0.5%FS -500~+500A ATF 湿調器 LLC 湿調器 |
AVL 735S コリオリ式 燃料消費量測定システム |
AVL 735S コリオリ式 燃料消費量測定システム |
エンジン排ガス 測定装置 |
AMA i60 Sii ダイレクト2ライン + EGR1ライン |
AMA i60 Sii ダイレクト2ライン + EGR1ライン |
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吸入空気 温調装置 |
温度:20~30℃、可変設定 湿度:20~65RH 給気量:26m³/min |
温度:20~30℃、可変設定 湿度:20~65RH 給気量:26m³/min |
温度:20~30℃、可変設定 湿度:20~65RH 給気量:30m³/min |
|
用途 | ・エンジン性能試験(燃費、エミッション、トルク他) ・定常、排ガス計測 |
モーター性能特性試験 ・モーター性能試験 |
・エンジン性能試験(燃費、エミッション、トルク他) ・定常、過渡試験 |
・エンジン性能試験(燃費、エミッション、トルク他) ・定常、排ガス計測 |
データロガー | キーエンス NR500×1台 / NR600×1台 | |||
第一燃料タンク棟 | アルコール対応SUS製燃料タンク×1基、スチール製燃料タンク×2基(容量各478L×3基) | |||
第二燃料タンク棟 | スチール製燃料タンク×2基(容量各4kL×2基 ※内1基アルコール対応) | |||
燃焼解析装置 | 小野測器 DS2000:4ch×1台、12ch×2台 チャージアンプ: 4ch ×2台(kistler SCP)、1ch×2台 (kistler 5018) |
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スモークメータ | AVL 415 SE×2台 | |||
マイクロスートセンサ | AVL 483 MSS | |||
その他 | 自動消火設備、セキュリティーカード、全ベンチ独立レイアウト |